COLUMN活動報告

MAY. 09 2025

放課後等デイサービスの選び方

最近では少し外に出れば必ず見かけるといったレベルで多くの放課後等デイサービスの事業所が増えていますよね。
ほとんどの方が私には関係ない、と思っている方がほとんどですが、
いざ発達検査や園の先生や学校の先生に勧められ利用開始するまで、一番多くお困り事として挙がる最初の問題、それは実は放課後等デイサービス選びなのです。

それもそのはず、中核都市や政令指定都市ではひとつの市町村で100以上の事業所が存在することがよくあるのです。
今まで関わってこなかった放課後等デイサービスで100ある事業所の中から、我が子に合う事業所を見つけることは実はとても大変なことなのです。

今回は最初のハードルになりがちな事業所選びをお伝えさせていただきます。

まずは第一に放課後等デイサービスを利用する目的を整理しましょう。

よくある目的を順にあげていきます。
① 子供にとって最高の療育を受けてもらい少しでも周りの子供との差を縮めたい
② 一人で留守番をすることが難しく、仕事の間見てくれる場所が欲しい
③ 学校(園)・家庭以外の第三の居場所を作りたい
④ 家庭や学校ではフォローが難しいので専門的な知識のある場所で過ごしてほしい
⑤ 集団活動・集団行動についていけないため、同じ悩みを持ったお子様と一緒に集団行動や社会性を身に付けてほしい

どれも大切なことですが、100ある事業所にもそれぞれ特色や強みというものがあります。
世界最高の放課後等デイサービスが存在したとして、その場所が世界中の子供にとって世界最高の場所ということはないのです。
放課後等デイサービスとは、人間関係と同じく人と人の関りで成立するサービスなので合う・合わない、向き不向きが存在します。

真面目で優しい多くの保護者様が陥る最初の間違いは、この子のためにできる事があるならば何でもしてあげないと!とすべてを犠牲にしてでも良い療育を受けさせる事がしばしばみられます。
実は療育の多くは継続した支援がとても大切だったりするので、無理なく継続が可能な放課後等デイサービス探しがとても大切だったりします。

そして何より見落とされがちですが、一番の療育に必要な材料は保護者の気持ちが安定し、優しく我が子に「あなたはあなたのペースで成長してくれれば良いんだよ、大丈夫だよ!」と伝えてあげることが成長を促す大きな力になります。

そのため、生活環境や無理なく継続して療育を受け、お子様はもちろん、保護者様も安心して通うことができる放課後等デイサービスを見つけることがとても大切になるのです。

焦る気持ち、わからない事だらけで不安な思い、どのご家庭も等しく感じている気持ちです。
是非ひとりで抱え込まず、相談できる放課後等デイサービスを見つけていただければと思います。

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