FEB. 20 2026
結果より「過程」を大切にする理由
放課後等デイサービスの現場で、私たちが日々大切にしている考え方の一つに、
「結果よりも過程を大切にする」
という姿勢があります。
一見すると、「できたか・できなかったか」を評価した方が分かりやすいように感じるかもしれません。しかし、子どもたちの成長にとって本当に意味を持つのは、結果に至るまでのプロセスです。
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◎「できた」「できない」だけでは見えないもの
例えば、工作や運動の活動で「最後まで完成しなかった」「途中で諦めてしまった」という結果だけを見ると、成長していないように見えることがあります。
しかしその過程には、
・やってみようと挑戦した
・分からないことを職員に聞こうとした
・失敗しても、もう一度取り組もうとした
といった、目には見えにくい大切な行動がたくさん含まれています。
これらはすべて、次の成長につながる大きな一歩です。
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◎過程を認めることが「やってみよう」を育てる
結果だけを評価され続けると、子どもは「失敗したらどうしよう」「できなかったら嫌だ」という気持ちが強くなり、新しいことへの挑戦を避けるようになります。
その一方で、
「考えながら取り組めたね」
「最後まで座って参加できたね」
と過程を認めてもらう経験を重ねることで、
「うまくいかなくても大丈夫」「またやってみよう」という気持ちが育ちます。
これは自己肯定感や意欲の土台となり、今後の学習や社会生活にもつながっていきます。
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◎私たちが支援の中で見ている視点
放課後等デイサービスでは、活動の「成果」だけでなく、
・取り組む姿勢
・気持ちの切り替え方
・人との関わり方
・身体の使い方や集中の持続
といった部分を丁寧に見ています。
うまくいかなかった経験も、「どうすれば次に活かせるか」を考える大切な材料になります。
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◎過程を大切にする支援が、未来につながる
子どもたちは、失敗や遠回りを繰り返しながら成長していきます。
その一つ一つの過程を大切にし、「頑張ったこと」「挑戦したこと」に目を向けることで、子ども自身が自分の成長に気づけるようになります。
私たちはこれからも、結果だけにとらわれず、子ども一人一人の「頑張った道のり」を大切にする支援を続けていきます。